シンプルに「茶本」、こだわって「手引」、めざしたのは「時短」です。
「建築設備設計基準」,「建築設備設計計算書作成の手引」準拠 空調熱負荷計算ソフトウエア


☆ここがポイント!!! ■「建築設備設計基準」(平成27年版)(Ref1),「建築設備設計計算書作成の手引」(平成27年版)(Ref2)完全準拠(注1)(注2)
「茶本」に示されている計算方法、「手引」に示されている各様式に対してほぼ完全な形で従っています。
必要なことはもらさず行い、不要なことは一切行わないシンプルなハンドリングで、設計者の「時短」をサポートします。

■入力データのすべてを徹底的に使いたおすことにより入力時のストレスを低減、同時に作業時間を大幅に短縮
【壁体寸法自動設定機能】
たとえば、「各室条件一覧」シートに

のように記入してあれば、[壁体データ入力]フォームの外壁「OW-1」では

「各室条件一覧」シートに

のように記入してあれば、[壁体データ入力]フォームの屋根「R-1」では

この機能は、たえず意匠図を見ながら入力しなければならないストレスを低減し、壁体データ入力時の作業効率を大幅にUPします。

【クイックエディット】

エクセル負荷計算のクイックエディット機能の一部を搭載しています。
エクセル負荷計算FMxのクイックエディットは、「各室条件一覧」シート、「各室壁体記号寸法」シートの一部を一括自動編集する機能です。
すなわち、「各室条件一覧」シートで指定したすべての部屋の平面寸法、天井高、階高に従い、
「各室壁体記号寸法」の屋根、床の寸法、内壁、外壁の高さを一括編集します。
また、空調方式に従い、「建築設備設計基準」に示されている最小換気回数を自動設定します。
クイックエディットは、たとえば天井高などを一括変更したい場合など、絶大な威力を発揮します。
すなわち天井高を変更すれば、すべての内壁の高さが一気に変更され、階高を変更すれば、すべての外壁の高さが一気に変更されます。

【壁構成パターン学習機能】

熱通過率データ作成時、過去に登録した壁構成パターンをスペースキーで次々に呼び出すことができます。
最後に登録又は使用したパターンは常に候補の先頭に移動するため、
日本語入力機能の辞書のように、使用頻度の高いパターンは候補の上位に、使用頻度の低いパターンは候補の下位になっていきます
この機能は、単調な熱通過率データ作成作業のストレスを低減し、作業効率を飛躍的に向上させます。

■わずか5枚のスプレッドシートから100系統,1000室分の計算書を出力
物件別に作成しなければならないのは、わずか5枚のエクセルシートのみ。
エクセルの編集機能をそのまま使用した方が効率的なものと、専用のフォームを使用した方が効率の良いものを使分けることにより、
使い慣れたエクセルの操作感そのままに、素早く、ストレスなくデータを作成できます。


■完結したエクセルワークブックとしての計算書を出力
各種条件表、熱通過率表、各室熱負荷計算書、空調機ごと集計表及び空気線図、熱源集計表
などの一連の計算書をすべて自動作成し、ひとまとまりのドキュメントとしての熱負荷計算書を完結。
一般的な熱負荷計算ソフトウエアのように、各室の負荷を集計した後、システム条件を設定し、空気線図を引き、空調機容量を計算する・・・
という手順を踏むことなく、「建築設備設計計算書作成の手引」に示されている様式に従い、一連の計算書を一気に自動作成できます。


■顕熱潜熱分離空調システム対応
低CO2な除湿空調システムであるダブルコイル空調システム、デシカント空調システムをはじめ、様々な空調システムに対応しています。

その他は主に一般ビル向けのシステムを対象としているため、システム条件の設定はシンプルです。


■複数のシステム条件を設定、比較可能
一つの入力データブック(プロジェクト別データ)に、複数のシステム条件を設定できます。
これにより、計画段階において、いくつかの条件を設定し、簡単に空調機や熱源容量を計算できるため、
様々な空調システムに対する比較検討を行うことができます。

エクセル負荷計算FMxの主な仕様

参考文献

Ref1 国土交通省大臣官房官庁営繕部設備・環境課監修,一般社団法人公共建築協会:建築設備設計基準(平成27年版) (2015-8),一般社団法人公共建築協会
Ref2 国土交通省大臣官房官庁営繕部設備・環境課監修,一般社団法人公共建築協会:建築設備設計計算書作成の手引(平成27年版) (2016-1),
   一般社団法人公共建築協会
Ref3 国土交通省 国土技術政策総合研究所,国立研究開発法人 建築研究所:
   平成28年 省エネルギー基準(平成28年1月公布)関係技術資料,エネルギー消費性能計算プログラム(非住宅版)解説
   国総研資料 第973号,建築研究資料 第182号(2017-6),pp.38-39
   表2-2-2 建材の種類と物性値一覧

ご注意

注1: ダブルコイル空調システムの冷房吹出温度差⊿tcの定義は、平成27年11月の「建築設備設計基準」正誤表によります。
注2: 内蔵データ及び内蔵様式のすべては、各団体より正規に使用許諾をいただいております。